将棋の対戦場所と相手探し
将棋のルールを覚えたら、さっそく対戦してみましょう。
将棋のルールを覚えて、『さっそく対局がしてみたい』と思っても、初心者であればあるほど、対戦相手を探すのが難しかったりします。
身近な人で、親身に教えてくれる人がいれば一番ですが、その様な人がいない事も多いでしょう。
そこで簡単に始めるいくつかの方法を紹介します。
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テレビゲーム
初心者が最も始めやすく、中段者くらいまでは十分に楽しめるのが、テレビゲームです。
もちろん後々は、色々な人との対戦を楽しみますが、初心者の入口としてはテレビゲームは最適なひとつです。
なぜ最適なのかというと、とにかく初心者は、勝っても負けても将棋を沢山指した方が上達はしますが、テレビゲームは、自分の好きな時に、好きなだけ対局が出来るので、初心者の上達の一助になるのです。
ゲームが相手では、禁断の『待った!』が出来るのもメリットです。相手が人では、『待った!』はルール違反ですし、マナー違反でもあり通常は許してもらえません。
しかしゲームであれば、『待った』も自由です。
普通は『待った』はしない方が良いですが、初心者はこの『待った』も上達方法のひとつです。
明らかな失敗して、イヤイヤ指し続けるよりも、『自分がココに指したから、相手がココに指したのか』と考えます。そして『待った』で前の局面に戻ってまた考えます。
この繰り返しの『考える』が、上達には欠かせないのです。
それを許してくれるのが、ゲームの良いところです。
また、ゲームはレベルを選べるので、自分のレベルに合わせて対戦が出来、自分のレベルアップに合わせてゲームもレベルアップ出来るので、かなり長く楽しむ事が出来ます。
また、ゲームによっては、初心者用のルールや指し方を覚えながら楽しめるものもあるので、やはり将棋趣味の入口としては、気楽に簡単で始められるものです。
将棋関連のゲームは沢山の種類がありますので、ゲームに興味がある人は探してみて下さい。
インターネット
インターネットが気楽に使える環境ならば、インターネット対戦が出来ます。
有料と無料とがありますが、無料は気楽に楽しめて、有料はサービスが充実し、対戦以外でも将棋を楽しめる内容になっています。
インターネットのメリットとしては『24時間出来る・ゲームでは無く人との対戦が出来る・自宅に居ながらにして楽しめる』『海外の人とも対戦出来る』などがあります。
ゲームとの違いは、相手がいる事です。
相手の得意な形や研究手で攻めて来るので、毎回ドキドキ感がある対局が楽しめます。同時に、ゲームとは違って『待った!』は当たり前ながら出来ないなど、自宅に居ながら、人との対戦しているのが最大のメリットです。
対戦相手の多さでは、他を圧倒しているのがインターネット対戦なので、初心者から上段者まで、全員が楽しめるのが最大のメリットです。
公民館
気楽、お手軽、費用はほとんど掛からない、など良い事尽くめなのは、地元の公民館などで行っている将棋の愛好会です。
自宅近くの公民館などで、将棋の会などがあれば参加してみるのも良いでしょう。
地元の将棋好きが集まって、月に何度か公民館などを借りておこなう、将棋の集いが各地にあります。
これは、その地元の愛好会次第なので、直接問い合わせるしかありませんが、大体は週に一回くらい、公民館などの一室を借りて、費用も月に200円程度と激安なのが普通です。
地元紙や役所の会報に掲載されてたりしますが、判らなければインターネットで、『地元の名前 将棋』などの検索で探すか、役所に直接問い合わせてみると情報が得られるでしょう。
公民館などで将棋を楽しむ人達は、将棋の仲間が増える事をとても歓迎してくれるので、地元にあれば積極的に参加してみるのも良い方法です。
ただ、デメリットしては、参加人数は少ない、上段者が多い、教えてくれる人もいるかも知れませんが、大抵は自分が楽しむ為に来ているので、教えて貰う立場だと参加し難いなどがあるかも知れません。
いずれにしても、見学は自由だと思うので、一回は参加して雰囲気を見るのも良いでしょう。
近所
自宅近くの人で将棋を教えてくれる方がいれば最高。
ましてや同じ初心者などの同レベルの人がいれば対戦相手として一番です。
ただ、いきなり近所で対戦相手を見つけるのも大変です。やはり公民館やこれから紹介する将棋道場などに参加して、将棋の仲間を作ってから自宅等で対戦を楽しむ事になるでしょう。
どうしても、公民館などで見つからない人は、将棋公園でも探してみましょう。
数はそれほど多くはありませんが、公園に将棋を持ち寄って、多くの人が将棋を指していることから、そのような名前で呼ばれてる公園です。
多くはないので、参考程度ですが、探してみてください。
将棋道場など
各地に将棋道場と呼ばれる所があります。
名前はいろいろですが、一日の席料を払って将棋を一日中打たせてくれる所です。街中に『将棋』や『囲碁将棋』の看板がありますが、まさにそこの場所です。
大小様々で、自宅の一室を将棋道場にして将棋盤が10盤以下の所から、ビルのワンフロアを全部将棋道場にして、100盤以上の将棋盤がある所もあります。
席料は500円から高くても1500円程度です。
対戦相手は、どんどん違う方と対戦をさせてくれるので、とても面白いですし仲間も作りやすい所です。
冷暖房の効いた部屋で一日中将棋を差させてくれて、楽しく無中になれる事を考えれば、とても安い遊びです。
月極めなどもあり、一回いくらではなく、一月に何回でも行けて、5千円〜くらいなので、地元や会社帰りなどに寄れる所であれば、最高でしょう。
実際に仕事帰りに来ては、一局二局くらいを打って、1・2時間遊んでいく人も大勢おります。
楽しもう
将棋は色々な人との対局をしてこそ楽しいものです。
上記に紹介した場所で日々の対局を楽しんで下さい。そして少しは腕に自信が持てて来たら、今度は、大会に出場してみるのも面白いですよ。
『大会なんて無理』と思ったかも知れませんが、大丈夫です。
ちゃんとクラス分けをして、対戦をしますので、初級者は初級者なりに楽しめます。
将棋趣味を楽しみましょう。
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