切り絵趣味入門
切り口が面白い切り絵を始めましょう。
切り絵の魅力は、切った線の美しさにあります。
切り絵は不思議で、絵は普通の絵であっても、切り絵になると味わいのある面白味があって魅力的な絵になります。
切り絵趣味を楽しみましょう。
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切り絵とは
切り絵は、一枚の紙をカッターナイフだけで、切って絵にしていく極めてシンプルな絵画技法です。
紙を切り抜いて形を作り、台紙に張ったものです。
切り絵は、下絵を作りスケッチした元の絵を薄紙に写したものが下絵です。
本番用の黒い紙と下絵を重ねて切りますが、薄紙は透明度と切り易いものが良いです。
切り絵で使うカッターナイフは絵でいう筆やペンにあたるもので、紙を切る事で絵画にしていきます。
切り絵趣味
切り絵には、他の絵画趣味にはない魅力があります。
切り絵は、描く絵ではなく、工作的な切ったり、貼ったりの部分と、作画の創作的な部分とがあり、切り絵ならではの面白さがある絵になります。
白黒に染め分けた下絵を黒い紙に固定して、不要な部分を切り抜いて絵を作り上げていく絵画の手法のひとつです。
最近は、様々な色の紙を使った切り絵や、紙ではなく布を使った切り絵もあるので楽しみが広がっています。
切り絵と言われて正確にイメージ出来る人は、まだまだ少ないかもしれませんが、通信講座ブームなどもあり、切り絵が知られていく中で、現在ではその製作の楽しさと作品の面白さでとても人気があります。
切り絵の魅力
切り絵の魅力は色々ありますが、実際に楽しんでる人は、どのように感じているのでしょう。
- 描く絵が苦手でも、切り絵なら出来る
- 紙とカッターさえあればすぐに始められる気軽な技法
- 白と黒のバランスだけで成り立って、それでいて強烈なインパクトを持っている
- 絵は単純な絵でも、切り絵になると新たな魅力がある
- 絵が上手かに関係なくすばらしい作品をつくることができる
- 何十にも描き込んだ訳でもないのに、奥行き感や温かさを感じられる
- 作品の魅力として、刃物特有の切り口から来る潔さがあります
- 鋭い刃物の線は中途半端はなく、明と暗にくっきり分けられます
切り絵の切り口からくる、力強い表現力や簡潔さ、きっぱりとした美しさは他の絵画とは一線を違える魅力があります。
切り絵の楽しみ方
まずは下絵を作ります。スケッチした元の絵を薄紙に写したものが下絵です。
本番用の黒い紙と下絵を重ねて切りますが、薄紙は透明度と切り易いものが良いです。
切り絵で使うカッターナイフは絵でいう筆やペンにあたるもので、紙を切る事で絵にしていきます。
好きな絵のコピーや写真を元に下絵を作って切り絵にしていきます。
たくさんの作品を作っていくうちに、オリジナル作品が作りたくなるので、そうなってからあわてずに、少しずつ身の回りのものからスケッチを始めましょう。
切り絵の特長として、ペンや筆の代わりが、カッターナイフなのでカッターナイフに慣れる事から始めます。
ペンと違って刃物は扱いづらいものです。
一度切ってしまえば元にも戻りませんので、上手く表現が出来ないとイヤになってしまうかも知れません。
しかし失敗を恐れずに何度でも続けていくと、切り絵の難しさと共に、面白さや魅力が見えてきます。
そしてその多少下手な切り口なども魅力なんだと気付くはずです。
絵自体は、単純な絵であっても、切り絵にする事で新たな魅力的ある絵画になります。
切り絵の基本は、白と黒ですが、多くの色を使ったカラー作品も楽しいのでいろいろとチャレンジしてみましょう。
切り絵の始め方
切り絵の始め方は、まずは道具がないと始めようがないので道具選びですが、切り絵は、最低限たった2色の紙とカッター、そして糊さえあれば作る事が出来ます。
大事なのは、まずはカッターですが、通常の文房具カッターでは、先端がぐらついて切り難いので、デザインカッターが良いです。
デザインカッターといっても、安いものは200円台からなので、決して高いものではありません。
紙は、白と黒の紙を用意しますが、普通の紙でも、和紙などでも出来ます。
注意するのは、どちらの紙でも良いですが、同じ作品内では、どちらかだけにした方が良いです。
紙の性質が違うので、色々と大変になってしまう為です。
切り絵を簡単に始められるセットやキットがあるので、このキットなどで始めると良いでしょう。
後は、下絵を描く為の紙ですが、これは何でも良いです。そして、下絵を描く為の鉛筆(2Hや4B)とそれを写す為のトレシングペーパ。接着の為の糊とホチキス。
これらは、文房具屋さんで普通に手に入ります。
あれば便利な物に、カッターで切り抜く際に、机を切らない様にカッティングマットがあれば良いでしょう。
道具は、デザインカッターとカッティングマット以外は、ほとんど家にあるもので十分です。
後は、書籍を見ながらチャレンジするか、切り絵キットが数百円くらいで売っているので、手軽に始める事が出来るでしょう。
切り絵は、一般的ではないように思われていますが、根強いファンがいる面白味満点の絵画です。
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